カフェのレジに立っていると、ときどき「なぜ今なの?」と言いたくなる場面に出会います。しかも、それはたいてい一番忙しい時間にやってきます。
この記事では、カフェのレジまわりでよくある困りごとを6つ集めました。笑いながら読んでいただきつつ、最後には「明日からこうしよう」と思える対策をそえています。
カフェのレジあるある6選
1. レシート用紙は、行列ができた瞬間を選んで終わる
朝の静かな時間には何事もなかったのに、5人並んだところでレシートに赤い線が出てきます。用紙にも「出番の美学」があるのかもしれません。
対策:予備のロール紙をレジのすぐ下に1本置いておきます。赤い線(残りわずかの印)が出たら、次の空いた時間に交換するルールにすると、ピーク中の交換がなくなります。
2. 釣り銭の100円玉は、ランチの真ん中で尽きる
開店前には「今日は十分ある」と思っていたはずの硬貨が、ランチのピークで底をつきます。ドロアの底を見つめても、硬貨は増えません。
対策:開店前に釣り銭の量を決めておき、両替用の棒金をレジの近くに用意します。お客様から見えない場所に、鍵付きのケースで保管しましょう。
3. Wi-Fiは、いちばん混む時間に休憩を取りたがる
キャッシュレス決済の画面がくるくる回ったまま動かない。お客様もスタッフも、同じ画面を見つめて静かになります。
対策:ルーターの再起動の手順を紙にして貼っておき、**予備の回線(モバイルルーターなど)**を用意します。ネットワークの組み方は店舗のネットワーク配線ガイドで詳しく解説しています。
4. 「店内で」と「持ち帰りで」が、会計のあとに入れ替わる
会計が終わってから「やっぱり持ち帰りで」となるのは、よくあることです。軽減税率の関係で、店内とテイクアウトでは税率が変わるため、レジの打ち直しが必要になることがあります。
対策:注文を受けるときに「店内でお召し上がりですか」を最初に確認する流れにします。POSレジの画面で、店内・持ち帰りのボタンを最初に押す設定にしておくと、確認を忘れにくくなります。
5. お預かりしたのが五千円札だったか一万円札だったか、急に自信がなくなる
お釣りを数えているうちに、さっき受け取ったお札が何だったか、ふと分からなくなる瞬間があります。
対策:お預かりしたお金は会計が終わるまでトレーの上に置いたままにします。お客様と一緒にお札の種類を確認でき、行き違いを防げます(参考:カフェビト.com)。
6. レジ締めで合わない金額は、数え直すとなぜか合う
閉店後のレジ締めで金額が合わず、ひやっとして数え直すと、ぴったり合っている。安心と同時に、さっきの自分を少し疑いたくなります。
対策:硬貨は金種ごとに10枚ずつ積んで数えるなど、数え方をお店で決めておきます。毎日の現金の記録はカフェの会計ソフトの選び方も参考にしてください。
困りごとの多くは「置き場所」と「順番」で減らせる
6つのあるあるを並べてみると、原因の多くは次の2つにまとまります。
| 原因 | 例 | 対策 |
|---|---|---|
| 必要なものがすぐ手に取れない | 用紙・釣り銭・予備の回線 | レジのそばに置き場所を決める |
| 確認の順番が決まっていない | 店内か持ち帰りか・預かり金 | 声かけと操作の順番を決める |
道具を少しそろえて置き場所を決めるだけで、ピークの「なぜ今?」はかなり減らせます。